2018年06月30日

プレパテントピリオド (寄生虫)

こんばんは。中村です。

暑い日が続きます。
病院のペットホテルの犬猫の部屋では26℃設定で除湿をかけてサーキュレーターで空気を流しています。
動物さんたちも体感温度に個体差はあるので様子をみながらの調節が必要です。

健康診断で来院の際によく検便を行うことがあります。
まずは眼で見て便の状態を確認をして、その後顕微鏡で寄生虫のチェックをします。
1回の検査では異常があっても分からないこともあります。
その理由としては、
@便の中に寄生虫がいても顕微鏡に乗せた便に寄生虫がいないことがある。
A消化管寄生虫に感染していても『プレパテントピリオド』の期間だと検査では分からない。
ことが挙げられます。

プレパテントピリオドとは、消化管寄生虫が感染した後に卵を排泄するまでの期間のことを言います。
その期間は寄生虫によって違います。
例えば、
犬回虫:28−35日間
猫回虫:55−60日間
瓜実条虫:14−21日間
マンソン裂頭条虫:7−10日間
などが挙げられます。

人・動物への感染、環境の清浄化はこのプレパテントピリオドをよく考慮した対策が必要といえます。
thumbnail_DSC_0233.jpg
posted by ぽてと動物病院 at 23:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする