2017年12月26日

ウサギのコクシジウム症

こんばんは。中村です。

先日、幼いウサギさんが下痢を主訴に来院されました。
子うさぎさんの下痢は脱水や食欲不振を引き起こし致命傷になることがあります。
まずは検便を行います。
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コクシジウムです。腸に寄生する悪いやつです。
駆除剤の内服で治る病気なのですが、幼いうさぎさんでは重症化することがあります。
やっかいなことは大人の健康なうさぎではコクシジウムを持っていても症状が出ないことがあるということです。つまり感染していても発症していないことがあるのです。
複数羽飼育の場合、症状が出ている子を治療していくだけではコクシジウムはいなくならないということです。
定期的な検便はとても大事な検査です。
もし検査で引っかかった場合は、しっかり駆虫薬を飲ませるだけでなく周りの環境もしっかり掃除することが蔓延防止の上でととも大事なことです。
感染はそのウサギの便で汚れたご飯を食べたりすることによって成立します。
消毒はアルコールや塩素では効果がなく、熱湯消毒、汚染したものの天日干しが有効です。
排便したての便はまだ感染型にはなってはおらず、3−4日たってから感染型に変化します。

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posted by ぽてと動物病院 at 23:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする