2017年08月09日

フェレットの腸閉塞

こんばんは。中村です。

セミが賑やかに鳴いています。
飼っているカブトムシが卵を産みました。

先日、『ぐったりしている』との主訴で2歳のフェレットさんが来院されました。
体重は460gでだいぶ痩せていました。
急に食べなくなり、黒い下痢便をするようになったとのこと。嘔吐はありませんでした。

体を触ってみると下腹部に固いものが触れました。
異物を食べちゃったのかな・・?と思い飼主に聞くも可能性は低いとのこと。
詳しく検査をすることになりました。
血液検査、レントゲン検査と並行して脱水が起きていたので血管点滴を流し始めます。
thumbnail_20170809_231908.jpg
上の写真はヨード造影検査です。
造影検査とは口から肛門まで消化管の流れをみる検査です。
上の写真は3つの時間帯の写真なのですが、どれも同じ所で流れが止まっています。
閉塞所見です。

異物による消化管閉塞を疑って手術を行いました。
thumbnail_P6212130.jpg thumbnail_P6212133.jpg
『毛玉』がつまっていました。
フェレットさんは腸は細く、サクランボの種でも腸閉塞を起こすことがあるようです。
腸閉塞が起きると、食欲不振、黒色便、嘔吐がみられることが多いです。
今回のフェレットさんは我慢強いのか嘔吐が見られませんでしたが、嘔吐もあると脱水がより目立ちます。

フェレットさんは異物を間違えて食べてしまうことが多いです。
ゴム製品、ひもなど咬み切れないものは丸呑みする傾向もあるので注意が必要です。
毛が抜けるときは毛球除去剤などを与えることもあります。
閉塞は致命傷になることもあるので注意が必要です。

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明日と明後日は連休になります。 ( 8/10-11 )
ご迷惑をおかけいたしますが、ご確認をお願いいたします。
posted by ぽてと動物病院 at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする