2014年03月20日

尿石症(犬・猫)

こんにちは。中村です。

今日はとても冷たい雨が降っています。
昨日まで暖かかったので大きな温度差が体にはこたえます。
みなさんも体を暖かくしてお過ごしください。

明日からはまた少しずつ暖かくなってくるようですが、
この冬場はおしっこのトラブルでの来院が増えていました。

最近は膀胱結石対策のごはんがとても発達しており、
結石ができるまで進行している件数は減ってきているようです。
ただ、結石のもとになる砂状の結晶ができてしまい、それが原因での膀胱炎は日常的にみかけます。

膀胱内に結晶ができると膀胱粘膜に炎症が起きてしまい
@トイレの回数が増える
Aおしっこに血が混じる
Bおしっこの出が悪い
C排尿痛がある       などの症状がみられることがあります。

結晶ができる要因としては、
@.尿のpHが変化する
A.尿中のミネラル量が多くなる
B.尿量が減り、尿が濃くなる   などが挙げられます。
冬場は寒いので運動量が減り、水を飲む量も減り、尿が濃くなる傾向があります。

結晶の種類はいくつかありますが、代表的なものにストルバイトが挙げられます。
ストルバイトとはリン酸アンモニウムマグネシウムとも言います。
ストルバイトは尿pHがアルカリ性に傾くとできやすくなります。
その名の通り食事のマグネシウムが多いとできやすいです。
20140404_211926.jpg
上の写真は、尿検査にて顕微鏡でストラバイトを確認したところです。
長方形のものがそれです。『西洋の棺桶』とも表現されます。

わんちゃん、猫ちゃんでおしっこが気になる場合は尿検査を定期的にすることをお勧めいたします。

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明日(3/21祝)は神奈川県獣医師会学術大会に参加するため終日休診となります。
ご迷惑をおかけいたしますがご確認をお願いいたします。
posted by ぽてと動物病院 at 17:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする