2017年12月07日

異物(ヘアゴム)〜猫〜催吐処置

こんばんは。中村です。

先日、異物を食べてしまった子猫さんが緊急来院されました。
異物の正体は『人のヘアゴム』。
日常的にこのゴムで遊んでいたようです。
今回は口を『ムニャムニャ』しているのに気が付いた飼主さんが猫の口の中を覗くとヘアゴムの破片が残っていたそうです。
食べてしまってまだ5分くらい・・症状は何もないですが、
体重は2kgちょっとのまだ小さな猫さんなので、これから腸に詰まってしまう可能性もあります。
飼主さんと相談した結果、吐かせる処置をすることになりました。

今回は幸いにも催吐剤の注射で吐いてくれました。
thumbnail_DSC_6343.jpg
写真の上が吐いた異物です。(左がヘアゴム。右がビニール)
写真の下が全く同じヘアゴムです。
ヘアゴム以外にもビニールを食べていたようです。

今回はたまたま人が見ているときの誤食だったのですぐに気付けてすぐに吐かせられましたが、ほとんどの場合は家では見過ごしてしまいます。最悪な場合は、胃や腸に詰まってしまい閉塞が起きる可能性があります。その場合は、全身麻酔をかけてお腹を開けて腸から異物を摘出しなくてはなりません。
猫さんはゴムや紐やビニール類がとても好きで食べてしまうことがよくあります。
対策は、異物になりうるものを与えないことです。
それでも万が一食べてしまった場合は、様子をみないですぐに病院へ連絡をすることをお勧めします。



posted by ぽてと動物病院 at 00:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする